自宅が世界遺産に認定されている、メキシコの建築家ルイスバラガン。この4月から始まったCMの中で、偶然なのかルイスバラガンの建築(たぶんフエンテ・デ・ロス・アマンテスという牧場の施設)をロケ地にしたものが2つあった。ソニーのデジタル一眼のαシリーズの最新作(岡田准一さん出演)と、キューピーハーフ(福山雅治さん出演)のふたつ。偶然に2つのCMが一緒のロケ地になったのか、知りたいところ。キューピーハーフ http://www.qphalf.com/pc/ソニーα http://www.sony.jp/cm/dslr/バラガンは、2002年に安藤忠雄氏の監修で日本で展覧会があったが、ピンクなどの色彩と、モダンデザインの直線的な線がとてもユニーク。東京都現代美術館の展示では、最後期の作品の、家の中のプールが再現されていたのを思い出す。
村上春樹さんのエルサレム演説 http://www.47news.jp/47topics/e/93879.php を読んでちょっと感動した後に部屋を片付けていたら出てきたふるい文庫本。ギリシャのギリシャ正教の修道院が集まる女人禁制の半島を旅する紀行なんだけれど、抑制的で、修道士とのやりとりを通じたさまざまなメッセージが感じられる。
ニフティのPodcasting落語(http://www.podcastjuice.jp/rakugo/)の中で、ある落語家が枕のこの本のことをふっていて、本屋で見つけて購入。今度、テレビドラマになるらしい。「神様」の役は僕のイメージでは笑福亭鶴瓶なんだけど、、、
Web2.0の梅田さんとクオリアの茂木さん(という紹介はあまりにもベストセラーしか読んでない感じで浅いですが)の非常に読みやすくできた対談。特別難しい議論はないのだけど、インターネットというものがあらためて世界を大きく変えた発明であることと、それによって「こちら側」の価値の大事さが分かってきて、人類はまた大きく発展するのだ、っていう感じが実感として感じる書。
このマンションは、浅草国際通り沿いにある。つくばエクスプレスが通って便利になったあたりだ。マンションのフォルム自体はこのあたりによく見られる間口がせまく高さがあるペンシル型だが、色のセンスがすごい。まるで「LEGO」で作ったマンションがそのまま実物になったような色使いだ。
オグルヴィ・アンド・メイサーの創立者である、デビッドオグルヴィが経営者として、部下や関係者に送った手紙やメモをまとめた本。最初は、電通吉田秀雄を鬼十訓と対比して読むと面白いかなと思ったのですが、ちょっと違いました。広告においてクリエイティブの現場を第一と考え、社内外に対して発信しつづけたメッセージはウィットに富み、小粋なエッセイを読んでいるようでもあり、ある意味ちょっと幸せな気分になる本。メッセージは1980年代のものが中心。自分の20代に相当するのだが、あのころこんなメッセージを出してくれる人のもとで働けたら、、なんて思いました。
不動産広告の仕事をしています。